■八丈島について

八丈島に伝わる伝統の唄「ショメ節」  **南風たら皆出ておじゃれ、迎え草履の紅鼻緒**  **沖で見た時や鬼島と見たが、来てみりゃ八丈は情け島**  **黒い髪の毛長さは背丈、可愛いあの娘は島育ち**  **月の丸さと恋路の道は、江戸も八丈も同じ事**

昔々、男女が一緒に住むと海神の祟りがあるというので、二つの島に分かれて住んでいました。男ヶ島(おがしま:現在の青ヶ島)と女護ヶ島(にょごがしま:現在の八丈島)です。女護ヶ島の人々は年に一度だけ吹く南風を心待ちにしておりました。ここにご紹介した八丈島ショメ節の初めの一節、「南風たら皆出ておじゃれ〜」は、そんな乙女心を詠んだ歌で、野口雨情の作だと言われています。南西風にのって男ヶ島の男たちが来るのを女護ヶ島の女たちは、自分で作ったワラ草履にしるしをつけて浜辺に並べて待ちました。そして、自分の作った草履を履いた男を一夜夫(いちやづま)と決め、一夜を共にしたのだそうです。もちろん男の子が生まれれば男ヶ島に送りました。 この女護ヶ島に渡った源為朝は、男女が別々に暮らすという悪習を身をもって改めさせようと、女護ヶ島の女と結婚し、2人の男の子をもうけました。ここに男女が別々に住むという習慣は終わりを告げたのです。

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